カテゴリ:人工透析( 6 )


ドナー検査終了


夫のドナー検査が順調に進んだ。

手術日をとりあえず仮予約して
その日に向けて準備していきましょう...ということで
具体的な手術日が示された。


複雑な心境のまま
どんどん話が進んでいく。

自分の気持ちだけが取り残されていくようで
不安と焦りだけが膨らんでくる。

夫に
「もっとよく話し合おう」と言うと
「あの時できることがあったのに...と
 後で後悔したくないからこれでいいんだ」
 と言い切る。


そして
5月の最終日
最終結果の話を
夫婦そろって聞きに行った。

なんと



最後の検査で不適合となった。


この状態で移植をすると術後に拒絶反応が出る場合が多く
あまりお勧めできませんとのこと。

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色々なことを考えながら過ごしてきただけに
何ともあっけない形で幕が下り
なんだか拍子抜けした感じだ。

それでも

自分で出せなかった結論を
検査結果が出してくれたようで
どこかホッとしている自分がいる。

道は閉ざされたけれど
これでよかったんだと思う。



心配してくれている共通の友人に報告すると

先日、夫と二人で食事をしたときに
移植手術を控えているから食事も気を付けているようだったのに
と聞かされた。


夫にはいろいろな思いをさせてしまい
申し訳なかったり
ありがたかったり
感謝の言葉しかない。

帰り道、のどかな川沿いに車を止めて
二人で
ゆっくりと散歩を楽しんだ。





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お互いに
今回のことに触れることもなく
娘の話や他愛もない話をしたり・・・

それでも
車に戻るときに

「いろいろとありがとう」と言うと
じっと私を見つめて
笑顔を返してくれた。

なぜか熱いものがこみあげてきた。



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そして翌日の朝から
何もなかったかのように
いつも通りの毎日が始まった。



夫は仕事に行っていた日よりも早く家を出て
バイクと工具だらけのガレージで趣味に没頭している。

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私は
透析と仕事
その合間に好きなことと
母との時間を過ごしている。


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朝、バタバタと家事をしながら支度を整え
一度車に乗るも
携帯を忘れたことに気づき
あわてて戻ったりして
それなりに忙しい。

この数か月間の
色々な思いも遠い昔の出来事のようだ。


赤信号で止まって一息つくとフッとおかしくなった。
こんな毎日が我が家らしい。




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by mkyn-kinu | 2016-06-29 23:54 | 人工透析

生体腎移植について

4月に入った途端に
庭の花が急に活気づいてきた。

今年もこぼれ種で
姫金魚草が
花壇に幅をきかせて
わがもの顔で咲き始めた。

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どんどん咲き進み
他の花を隠してしまう勢いだ。





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間引きもしないのでやや栄養失調気味だが
にぎやかな花壇となった。

もう少し楽しんでから他の花と更新していこう。


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シャントの狭窄が頻繁なので
夫が生体人移植を考え始めた。

事の発端は1年前。

高齢の母がかかりつけの病院で
「気持ちがあれば臓器提供意思カードに署名をしておくとよい」と
進められたことだった。


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母は
移植ができるのであれば娘に腎臓を!と
私の主治医に相談に行きたいと言い始めた。

腎移植なんて考えてていなかった私は
「高齢だし無理だよ。」と
気の無い返事をしていたが
母がどうしてもと言うので
一度病院で話を聞けば気が済むだろう・・と
夫の運転で都内の大学病院に向かった。

案の定
諸々の事情であえなく却下された。


しかし
コーディネーターが夫に一言。

「ご主人からの移植はお考えではないですか?」



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「えっ!!私ですか??」

突然、自分に話をフラれて夫はびっくり仰天。

私も全く考えていなかったことだったので
「夫からの移植は考えていません」と即答。



気長に透析を続けるために
30年以上勤務していた仕事を退職したのだ。

何よりも自分がこういう体なので
家族が元気でいてくれることが一番のしあわせだ。


でも3月で定年を迎えた夫は
「仕事に区切りも付いたし、いつでも大丈夫だ」
「シャントがそんな具合じゃ困るだろう」
と言って
ドナー検査のために頻繁に病院に足を運んでいる。

誰よりも健康でドック以外
病院にかかったことのない夫に
大きなリスクを背負わせることになる。

気持ちはとてもうれしいが
なんだか複雑な心境だ。

検査結果によりどうなるかわからないが
引き続きよく話し合って決めていきたい。

私も
もっと生体腎移植について勉強しないと039.gif
 

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by mkyn-kinu | 2016-04-07 17:02 | 人工透析

シャントの狭窄

一昨年の12月に狭窄して以来
定期便のように
4か月おきに狭窄してしまう
私のシャント。

穿刺の際に血管の痛みを感じ始めると
狭窄のサイン。

そうなると穿刺する側も
いつも以上の技術を要するようだ。

その度にPTAを受けてピンチを切り抜けてきた。

そして今日、
4回目のPTAを受けた。


PTAといえば
最初に聞いたときは

「えっ?!まさか保護者会とはちがうよなぁ~」なんて

お気楽に考えていたけれど
今となっては脅威のPTAだ。

あの痛みは
何度受けても慣れることはない。




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長く透析を受けていても
狭窄の経験がない人はたくさんいるのに
3年目の私は
なぜ、こんなにも短期間で
狭窄を繰り返すのだろう・・・??

しかも今回は
前回のPTAから3か月しか持たなかった。


聞けば上腕にシャントのある場合は
狭窄しやすいとのこと。

適した血管がなくて
やむなく利き腕のヒジに作ったシャントだ。


ここがつぶれたら
もう人工血管を入れるしかないと言われている。


しかも
こんなに短期間で
いつまで
PTAは続けられるのだろうか?

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これからもご機嫌をうかがいながら
少しでもいい子でいてもらえるように
大事に・大事に・・・



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by mkyn-kinu | 2016-02-23 23:37 | 人工透析

臨時透析

北海道に入って3日目。
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「ふらの西病院」にて臨時透析の日だ。

朝、6時半にホテルの朝食を食べて7時半過ぎに病院に着く。
行ってみると大きくてキレイな病院だった。

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透析室に入るとベッドが12床でこじんまりしていた。患者さんも少なくゆったりとしている。


病院間の引き継ぎが良かったようで
準備はすっかり整っているようすだった。
気さくなスタッフさんたちが明るく迎えてくださり不安は一気に払拭された。

いつもと代わりなく透析開始。

スタッフさんは富良野や美瑛中心に詳細な情報をくださったり、私の日頃の透析の様子を聞いたりしてコミュニケーションをとりながら4時間があっという間に過ぎた。

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「田舎の病院だからビックリするでしょう?」等と言っていたが設備は最新式でテレビもカード無しで自由に見ることができた。

ベッドがズラリと並んだ透析室でたくさんのスタッフが忙しそうにしているいつものクリニックとはまるで雰囲気が異なっていた。
のんびりとした雰囲気の中、こちらまでリラックスできて、なんだかとても居心地が良かった。
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夏は観光、冬はスキー客で年間を通じて多くの臨時透析者を受け入れているそうだ。
途中で院長先生と腎臓内科の先生がそれぞれ回診に来てくださり、至れり尽くせりだった。
快適に透析を終わらせることができて一安心。午後からはまた旅行を楽しむことができて、透析さえきちんとできれば普通に旅行が楽しめるんだなぁ…
とつくづく感じた。

ふらの西病院の透析室の皆様、お世話になりました012.gif
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by mkyn-kinu | 2014-09-03 22:17 | 人工透析

たくさんのみんなにありがとう!


30年以上続けてきた保育者生活にピリオドを打った。

毎日クラスを回り、沢山の子ども達や保育者とかかわり
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この職員室に戻ると、担任の指導案を読み、電話対応し、
打ち合わせをしたり、
その他 さまざまな仕事が沸いてきた。

忙しかったけれど
毎日が変化に富み、活気付いていた。

沢山の仲間と一緒に
共に笑ったり、考えたり、時には困ったり、
切磋琢磨しながら保育を楽しんできた。

透析患者にならなかったら、まだまだ続けていたかった仕事。
自分で決めたこととは言え、3月は流石に寂しくて辛かった。
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最後の日
45名の職員全員で
私の卒園式をしてくれた。

ホールに呼び出され、何も知らずに行った私にとっては
最高のサプライズだった。

私の為に作ったDVDが上映され、
素敵な文章の卒園証書をいただき、
素敵な歌をプレゼントしてもらった。

年度末の忙しい時期、
連日9時、10時まで仕事をしていたみんなが
一体いつ、こんな準備を進めていたのだろう。
みんなの気持ちが本当にうれしかった、。

とても感動的で、たぶん一生忘れない瞬間だと思う。
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素敵な思い出を胸に4月から新たな一歩を踏み出そう。

帰り道、桜のトンネルは満開となった。
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これからは週3回、4時間の透析時間を確保しながら
自分の体を労わるとともに、
今まで理解し、支えてくれた家族に恩返しをしていきたい。
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by mkyn-kinu | 2014-04-03 12:48 | 人工透析

いつもラスト1

ギリギリまで仕事をして急いで夜間透析に向かう。
やっと四時間の透析が確保できるスレスレ滑り込みです。

なのでいつも最後の一人になってしまう007.gif

スタッフはベッドメイキングや消毒、明日の準備などにザワザワし出す頃にやっと私の透析終了のメロディが流れる。

最後の一人はなんだかスタッフに申し訳なく感じる。私が終わったらみんな帰れるのだろう…等と考える。

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そんな私の心境を察してか、スタッフは終った私のおしゃべり相手となってくれる。

次の透析まで頑張ろう!という気持ちにしてくれる。

透析とスタッフのお陰で元気でいられることを実感。
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by mkyn-kinu | 2013-12-27 23:48 | 人工透析
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忙しい毎日だからこそ季節を感じていたい。そう思って庭や散歩で出会った花たちや日々の出来事を日記代わりに綴っています。


by mkyn-kinu
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